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えらいタイトルをつけていますが、たいした事ではありません。
多摩湖・狭山湖は東京都水道局で管理している、言わば水道用水のタンクです。
東京都水道局のホームページでは、村山・山口貯水池と表記されています。
この湖に満々と湛えているのは多摩川の水です。
多摩川の羽村取水堰、小作取水堰で取水した水を水路を経て多摩湖と狭山湖に貯水されます。
その後、狭山湖、多摩湖から自然流下で原水を取水、（東村山浄水場から）送水の大半をまかなっているのも特徴です。（＝電力を使わない）
そこからさらに東村山浄水場、境浄水場でろ過、消毒され水道水になります。
この二つの浄水場を結ぶ水路の上にあるのが「多摩湖自転車道」です。
利用されなかった水は柳瀬川などに放水され、新河岸川、隅田川を経て東京湾へと流れています。
余談ですが、東村山浄水場は原水連絡管で朝霞浄水場と繋がっており、また朝霞浄水場は利根川と荒川を結ぶ武蔵野水路、そして荒川にある秋ヶ瀬 取水堰を繋がっています。つまり、東村山浄水場は利根川水系、荒川水系、多摩川水系から取水、ろ過できる浄水場です。
参考資料：東京都水道局ホームページ ほか
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